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ある調査では、現代日本においては約13人に1人の人が、生涯のうちにうつ病を経験するという結果があります。

13人に1人というと、同級生の同じクラスの3人はうつ病を経験することがあるかもしれないということです。

うつ病まで進まなくても、抑うつ状態が続く人も含んだり、新しく認められるようになった「新型うつ病」なども含めると、その数はもっと多くなってきそうですよね。

このように、うつ病、または抑うつ状態の継続というのは、ストレス過剰の現代にあって、決して「自分に関係ないこと」ではありません。

もし現在、精神状態が優れないことが続いていたり、原因不明の体調不良が続いているようであれば、これから挙げるチェック方法で、早めに自分の心を見つめなおしてみてください。

というのも、うつ病に罹患した人のうち、なんと4人に3人は治療を受けないままで、しんどさを抱え続けているといわれているのです。

なぜか気分が落ち込むこと、どうしても気持ちをコントロールできないことは誰にでもあります。

でもその状態が長く続けば、徐々に不安感が募ってきます。

うつ病は、本人ももちろん、周囲の人も「わかっていればできること・できる対応」がありますから、心身の不調は早めに見つけてくださいね。

「もしかしてうつ病?」この言葉が頭に浮かんだら、まずは自分で症状をチェックしてみましょう。

自分の心と身体をうつ病から守るために

うつ病はイメージとして、精神状態にだけ注目をしがちになりますが、実は身体的な症状もたくさんある病気なのです。

これは、単に気持ちの問題で起こっていることではなくて、脳内の機能やホルモン分泌の制御異常という、まさに「病気」としての原因があるからこその症状です。

うつ病は「根性論」で治る病気ではないのです。

当サイトではうつ病かどうかわからなくて困っているあなたのためにチェック項目を用意しました。

簡単な内容ですが、うつ病の知識がほとんど無い人にとっては、自身の状態を判断する基準にはなるでしょう。

うつ病のチェックは、平常の状態との違いやズレを検知する方法がほとんどです。

うつ病のチェックには最近2週間以内の変化を基準にしてみてください。

最初はうつ病かどうかまずは軽いチェックをしてみるために「プレチェック」を行います。30秒もかからずに終わるのでぜひトライしてみてください。

まずは精神面に関するチェックからです。

精神面でのうつ病プレチェック

  • 気分が落ち込む時が多くなった。
  • 特に朝起きてからしばらくの間、何事にも気力が湧かない。
  • 食事に味が感じられず、美味しいと思えなくなった。
  • 仕事の能率が悪くなった気がする。
  • 正体の見えない焦りや不安を感じる事が多くなった。
  • 集中力が無くなったり、連続した作業ができなくなった。
  • 自分自身や自分がする事に自信が持てなくなった。
  • 理由も分からずに気分が高揚したり、楽しくなったりする事がある。
  • 物事に以前ほど興味を抱かなくなった。

いかがだったでしょうか?いくつか当てはまるものがあった場合はうつ病の可能性があります。

うつ病には身体的な症状も現れるので、心配な方は次もチェックしてみてください。

身体面でのうつ病プレチェック

主に次の条件から判断するようにしてみてください。

「睡眠について・食欲について・体重の増減について・集中力について・肉体的な疲労について・意欲について」

それでは、自分に当てはまっているものがないか目を通してみてください。

  • 体がだるくて疲れやすくなった。
  • 頭痛や肩こりに悩まされている。
  • 睡眠不足だったり、逆に睡眠過剰だったりする。
  • 胸部に圧迫感を感じたり、息苦しさを覚えたりする。
  • 体重が少し減った気がする。
  • 生活する中での動作や、会話中の言葉が遅くなった。

他にも激しく胃が痛んだり、手足の痛みから更に全身の痛みまで、肉体的な不調を伴う場合もあります。

ここまでの結果を見て、「あ、私はうつ病ではないかも」ということであればホッと一安心です。

ですが、いくつもの項目に当てはまってしまったという場合は、うつ病の可能性が高くなってきます。

プレチェックではわからないようなうつ病の深刻度を測るために、次に紹介する本格的なうつ病セルフチェックをやってみてください。

それぞれの質問に点数をつけながら行うものなので、メモ帳とペンをなどを用意して行っていただくといいかもしれません。

うつ病の深度を測るために、上記で目を通していただいた「精神面」と「身体面」のうつ病プレチェックよりも、より詳しく行っていきますが、1分もあれば終わる内容なのでぜひトライしてみてください。

本格的なうつ病セルフ・チェック

やり方について
各項目に「いいえ(0点)・はいもしくは時々(1点)・よくある(2点)・いつも(3点)」の4つで答えてください。

そして最後にその合計点で今の心の状態をみてみてください。また、番号の前に☆のあるものについては、得点に加える必要はありません。

  • 最近からだがだるい。疲れやすくなった
  • 以前はあまり気にならなかった周囲の物音が「騒音」に感じられる(☆)
  • 最近気が沈むことや、気が重くなることが増えた
  • 好みの音楽を聴いて楽しかったり、プラスの気持ちになれる(☆)
  • 朝がとてもしんどく、無気力である
  • 他人との議論に熱中できる(☆)
  • 首筋や肩が凝ってしまって仕方ない
  • 頭痛持ちである(☆)
  • 夜更かししたにも関わらず朝早く目覚めるなど、睡眠時間が多く取れない
  • 不注意による事故や怪我が多い(☆)
  • 食欲があまりなく、食事の味も感じられない
  • テレビを見ていて楽しめる(☆)
  • きっかけもなく息がつまり、胸が苦しくなることがある
  • のどの奥に何か物が詰まっているような感じがする
  • 自分の人生がつまらなく、将来への希望がもちにくい
  • 頑張って取り組んでいるのに仕事の能率があがらず、億劫だ
  • 以前にも現在と似た精神状態のことがあり、波があるようだ
  • 本来の性格は真面目で几帳面、仕事熱心だ

合計点からうつ病かどうかをチェック!

10点以下→ほぼ問題はありません。
11点~15点→要経過観察です。境界ラインにあるので、これ以上しんどくなったらすぐに専門医に相談を。
16点以上→軽度のうつ病状態にあります。未診察の人は早めに病院へ。

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軽度のうつだと思ったら

先に挙げたチェックで「どうも軽度のうつ病のようだ」ということがわかったら、心療内科や精神科などの専門医の診療をうけることが何よりですが、最初に病院に行くことが少し躊躇われるときは、信頼のおけそうなうつ病の専門家を訪ね、カウンセリングを受けることも一つの手段です。

うつ病には、その気分や症状に対して効果のある薬が確かに存在しますが、軽度である場合、カウンセリングなどの認知療法で改善する場合もあります。

また、専門医の診断を受けても、相性はありますので、どうもこの先生とは合わないな…と思うことがあれば、迷わずセカンドオピニオンを受け、自分の心のしんどさが軽減していく医師や専門家と治療を進めてきましょう。

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うつ病対策のためにできること

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このサイトでは辛いうつ病の症状を和らげたり、うつ病を改善するためにどうしたらいいのかという情報を配信しています。家族がうつ病に罹患してしまったときにどうしたらいいのかということも載せているのでチェックしてみてください。