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現代人にとって、もはや「誰にでもなる危険のある病気」として挙がっているうつ病ですが、ならなくて済むなら生涯うつ病のリスクから回避していたいのは誰もが思うことですよね。

そこで今回は、うつ病発症のリスクを軽減できると言われる「食生活」にスポットを当ててご紹介していきます。

どういった食生活がうつ病リスクを下げるのか?

栄養バランスの整った食生活と言うのは、うつ病だけでなく、生活習慣病をはじめ骨粗鬆症やがんなど、あらゆる病気のリスクを下げます。

「それはそうだよ!」というのは確かにその通りなのですが、実はこうしたバランスの整った食事のなかでも、野菜・果物・魚を日々豊富に摂りいれる人はうつ病になりにくいという調査結果があります。

調査はロンドンで行われたものなのですが、ロンドンで働く公務員約3500人に食生活と自分自身の「うつ度」についてアンケートを取りました。

その結果、食生活において「自然食品」を中心にしているグループと、「加工食品」を中心にしているグループでは、自然食品を中心においた食生活をしている人たちの方が、もう一方の人たちよりも26%もうつ病リスクが低かったというのです。

さらに、日々の食生活が加工食品ばかりの人というのは、その他の人に比べてうつ病のリスクが58%も高かったというのです!

ではどうして「加工食品」を多く摂取しているとうつ病のリスクが上がってしまうのでしょうか?

研究チームの見解では…

  • 果物や野菜にはビタミンやミネラルが多く、それらの多くは「抗酸化作用」をもっています。この果物・野菜のもつ「抗酸化作用」の栄養素が脳内ホルモンの分泌に関わり、うつ病リスクを下げているということです。
  • 魚を多く摂取していることがうつ病予防に関わっているのは、魚の「脂」には、肉にはない「多価不飽和脂肪酸」によるところが大きいということです。この多価不飽和脂肪酸というのは、脳の活動を活発化させる栄養素なので、このことがうつ病の抑制につながっているということです。
  • 自然食品はお互いにお互いの栄養素をうまく補い合いながら栄養素として働くので、体内で不調和を起こしにくいという効果があります。一方で加工食品は、一部の栄養素が抜群に多いことはありますが、人工であるために、栄養素の補完作用が少なく、体内で不調和を起こしがちです。この「体内での調和」レベルがうつ病発症に関わっているにではないかということです。
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脂肪や糖分の摂り方にも工夫をすると良い

欧米の人たちだけでなく、現代日本人もその食生活は既に「肉からの脂肪分」が過剰になっています。

しかし、この「過剰な脂肪分」は実はうつ病リスクを高めていることがわかってきています。

ゆえに、脂肪分を摂りたいときは、青魚などに含まれる多価不飽和脂肪酸の多い魚由来の脂肪を摂ることがおすすめなのです。

さらに低脂肪の食事と言うのは、うつなどのマイナスな感情が軽減されるという研究結果もあります。

肥満の人に低炭水化物の食事を1年間続けてもらったところ、体重が適正になることに加えて、気分の落ち込みが軽減したという調査結果もあります。

人間に身体を構成しているのは膨大な数の細胞ですが、その細胞を生かしているのは、他でもない自分自身が食した「食べ物」たちです。健康的な心身を望むならまずは健康的な食生活にしていくのが大切ということですね。

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うつ病対策のためにできること

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